ITSN法務会計コンサルタント (茨城県:士業:公認会計士・税理士)決算書作成

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会社経営に最も大切な「損益分岐点」ご存知ですか?

事業の採算性を考えるとき一番初めにつかんでおかなければならない損益分岐点売上高


損益分岐点分析ってなに?

もし、現在赤字の会社でしたら売り上げをどれだけ伸ばせば
黒字になるのか、黒字でしたら現在の売上からどれだけ下がると
赤字に転落してしまうのか損か益かの境界地点のことになります。


事業の採算性を考えるとき、一番初めにつかんでおかなければ
ならないのが損益分岐点売上高です。

売上計画をたてるとき、固定費に目標利益を加算した損益分岐点売上高を
算出し、売上目標金額を設定します。 


取引先の与信チェックにも利用できます。

取引先の損益分岐点売上高を算出して継続か撤退か判断資料と
いたします。           

損益分岐点分析とは、損益計算書を利用して収益性の分析をすることです。

損益分岐点とは

  売上高 − 費用 = 0

売上高と費用が等しく、利益ゼロの点・損益ゼロの売上高を示す
採算点のことをいいます。この点を超えれば、もうけがでて、この
売上高以下だと赤字になります。


損益分岐点分析はどのようにすれば?
 

1.最初、費用を固定費と変動費に区分けすることから始めます。

2.固定費とは、売上高が変動しても変わらない費用のことをいいます。

3.変動費とは、売上高の変動にともなって変動する費用のことをいいます。

4.区分のしかたは数種類ありますが、多く一般的に用いられているのは、
 勘定科目区分け法です。

5.この方式も厳密な分け方をしますと、複雑になりますので、ここでは、
 簡易的な勘定区分けをいたします。

 あまりこだわりますと、管理会計上時間的な支障をきたしますので、
 このようにいたしたいと思います。


注:小売業の場合の変動費は、ほぼ、売上原価と同じ金額になります。
  しかし、製造業・建設業は異なります。   

 損益分岐点指標を利用しての効果的な経営管理

指標算定式

1.損益分岐点売上高

損益分岐点とは、限界利益から固定費を差し引くと0となる売上高です。

固定費K ÷(1−A)=損益分岐点売上高

変動費比率A = 変動費B ÷ 売上高 C (一定している)

損益分岐点売上高 −(変動費B + 固定費K)=  0

2.限界利益

実の 売上高・完成工事高  −  変動費   = 限界利益 
                  (この利益で固定費をまかないます)

3.限界利益率  

限界利益 ÷ 実の完成工事高 × 100  %   (一定している)

4.固定費

(売上高・完成工事高の増減に関係なく発生する費用・・人件費・
 一般管理経費等)

固定費 ÷ 限界利益率  =  損益分岐点売上高  (限界利益と固定費は等しい)

5.損益分岐点売上高

固定費  ÷  限界利益率 =損益分岐点売上高

損益分岐点売上高とは、収益と費用が同じになる売上高です。= 利益=0

採算が合う状態になる境界ラインで、現状の売上高はこれを
クリアーしていないと、赤字経営状態になってしまいます。

6.損益分岐点比率 

損益分岐点比率  が80%以内の場合、優良企業とみなします。

 損益分岐点売上高 ÷ 実の売上高 × 100 %

7.必要売上高

(固定費 + 目標利益)÷ 限界利益率


経営安全率とは?

この数字の20%以上を目標にして、堅実な優良企業を目指しましょう!

経常利益  ÷  限界利益  ×  100  =  経営安全率

高ければ高いほどよい。

15%を超えていれば安全に近い状態です。


損益分岐点具体例について

管理会計(直接原価計算)
                          
損益分岐点算定
 売上高        200               
 変動費     ▲ 150 

限界利益        50
固定費       ▲ 40
経常利益        10

財務会計

売上高               200               
 売上原価        ▲ 180       

売上総利益            20         
販売費及び一般管理費 ▲10
営業利益             10
営業外損益             0
経常利益            10


優良企業のめやす


1の算定
損益分岐点売上高  ÷  実際の売上高  = 損益分岐点比率 

損益分岐点比率  が80%以内の場合、優良企業とみなします。

例    

固定費  450,000,000    限界利益率(粗利率)  15%目標 の会社の場合

         450,000,000÷0.15=

損益分岐点売上高は、3,000,000,000となります。

実際の売上高が 5,000,000,000のとき損益分岐点比率は60%となり、
超優良会社であることがわかります。


コストダウンをするための方策

1.変動費を下げる。

2.固定費を下げる。(販売費及び一般管理費)




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代表者 根本 誠二
茨城県 笠間市 大田町208-165
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