ITSN法務会計コンサルタント (茨城県:士業:公認会計士・税理士)決算書作成

会計

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なぜ、管理会計が中小企業に定着しないのか?

管理会計の主役である月次決算が正確でタイムリーにできないと経営を大きく左右します。


なぜ、管理会計が中小企業に定着しないのか?

その前に管理会計ってなんですか?

まず会計には2通りがあります。1つは、どんな会社でも必ず
行わなければならない財務会計(税務会計)といい、税務署・株主・債権者に
報告しなければならない報告会計で一定のルールにしたがって作成することが
求められております。

2つめは、会社内部の経営管理のために作成する管理会計があります。

毎月月次決算に必要な資料がタイムリーに提出できる会社でなければ
管理会計用の正確な資料はできません。

会社のもうけをあげるために一番必要な経営管理資料は、
管理会計を毎日、毎月やることによってのみ作成することが可能です。


管理会計を毎月継続して実施していくことが、優良企業の道に
最短で近づく方法です。

じゃ、管理会計の具体的ななかみはなんですかと聞かれた場合、
つぎのようになります。

〇一番経営に必要な売上高が、毎月締め日ごとに正確に算出できているか。

〇仕入高が売上高に対応したものが、毎月締め日ごとに正確に
 算出できているか。

〇固定費(販売費及び一般管理費、建設業と製造業は、これに一部
 仕入原価、
売上原価から控除して加算されるものあり。またこれに
 毎月出ない経費:減価償却費、賞与等を1/12分毎月加算する)が
 財務会計の試算表から正確に算出できているか。

〇製造業・建設業は、このほか、製品の受注高、工事の受注高(手持工事高)
  及びこの見込み高がある程度正確に把握できているか。

〇どの企業においても共通ですが、資金管理(週間・月間・年間資金管理表の
 作成)は正確にできているか。


もうお気づきの方が多いと思いますが、これは、毎月決算を行っている
こととほぼ同じ状況です。

月次決算はちょっと努力すれば、どんな企業においても実施可能です。

管理会計の主役、月次決算をすることが会社の利益を格段に
向上させたり、会社の手持ち資金を潤沢にさせたりして、結果的には
優良企業へとみちびいてくれる最良の方法となるわけです。

全国の中小企業のなかで管理会計をきっちりやっている会社は、
2割前後といわれております。

しかし、管理会計を会社に定着させるのは、簡単ではありません。
それは、次の理由によるものからと思われます。

●経理担当者が行っている会計業務と現業部門の管理業務が
 連動していない会社が大半である。

例) 建設業

経理部門の財務会計と工事部門の売上高・個別工事の原価管理・
資材外注仕入購買管理等の管理業務が連動していないために正確な
売上高・仕入高が算出されないのに月次決算を実施しようとすると、
どんぶり勘定的な無理な決算か予想利益にあわせたずさんな決算が
行われる。

●正確な売上高がでない!

●正確な仕入高(売上原価)がでない!

●決算を月末締めにしても各得意先の売上請求締め日違いで、
  調整がむずかしい。

●仕入先の請求締め日も同様で調整がむずかしい!

●資料が月末締め切りにしても早い時期に提出されないので結果的に
 決算資料がかなり遅れるためつかいものにならない!

中小企業は会社によって大きく業務管理内容が異なるので、
自分の業種、自分の会社にあった月次決算のやり方をしていく
必要があるかと思います。

■そこで、小売業の場合は、売り上げ伝票をもとに、各営業マンに
  月末締切を実行させ売上金額を集計させてその月の売上高を
  確定させる方法。


■ゼネコンで、大きな工期の長い工事が多い会社の場合は、
  月ごとに現場担当者から各工事ごとの当月の出来高報告を行わせて、
  それを集計して売上高とみなし計上する方法。

■仕入原価は、仕入先に請求書の提出期日を厳守させるなどして、
  買掛金等の当月仕入金額を正確につかむ等々。


企業にとって大切なことは、先ほど書きました管理会計のなかみを
充分確認して数字を正確にだせる方法を考えてその会社にあった
月次決算を実施していくべきかと考えます。



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 ITSN法務会計コンサルタント
代表者 根本 誠二
茨城県 笠間市 大田町208-165
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